常にカラコンを清潔に保つためのケア方法とは
カラコンは目に直接当てることもあり、正しく使わなければ将来眼科のお世話になりかねません。コンタクトレンズは何より清潔さが大切なので、カラコン使用時の正しいケア方法を確認しましょう。
事前の準備方法
本格的なケアを始める前に確認しておきたいポイントは2点です。まずは、伸びた爪は切っておきましょう。カラコンの取り外しも行うならなおさらです。伸びた爪は目もレンズも傷つけかねないため、常に清潔に保ちましょう。後は、念入りに手を洗うことです。目はデリケートなので、不衛生な状態は必ず避けましょう。最後に、清潔なタオルやハンカチでしっかりと水分を拭ったら準備完了です。
カラコンの正しい洗い方
カラコンを洗う際には、まず手のひらの中央にカラコンを置きます。次に、カラコンに洗浄液をたらします。洗浄液はソフトコンタクトレンズ用のもので問題ありませんが、過酸化水素を使用しているカラコンは相性が悪く、せっかくの色素を失わせる可能性が高いため、絶対にNGです。次に、擦るように30回前後カラコンを洗っていきます。この時注意したいのが、カラコンの形状に合わせて円を描くように擦ってはいけません。優しく前後に擦っていくことで、破損させずにカラコンの汚れを擦り落とします。また、眼鏡とは違いレンズに布を使ってもいけません。必ず爪を切った清潔な人差し指で、カラコンを清潔にしていきましょう。
保管方法
レンズケースに入れて保管しますが、必ず清潔なレンズケースを使用しましょう。早く使いたいからと濡れたレンズケースを拭くのもNGです。清潔かつ自然乾燥させたケースを用い、洗浄液とカラコンを入れましょう。4~5時間ほど入れておけば綺麗になるため、就寝前に洗浄すると無駄がありません。また、洗浄液の使い回しもやめましょう。毎回新しく洗浄液を入れておかないと、レンズのみならず目も汚れてしまいます。