NADESHIKO COLOR(ナデシコカラー)
消耗品ですから、コンタクトレンズを買うときにはなるべく安く、なおかつ使用感も妥協しないように気をつけています。ナデシコカラーのワンデータイプを利用していますが、コストパフォーマンス的には他のカラコンと比較して飛びぬけていいわけではありません。ですが、思わず手に取ってしまったのはそのパッケージの素敵な華やかさにありました。写真家の蜷川実花さんがディレクションしているブランドだけあって、年代を問わずに女性受けするとても綺麗で可愛らしい缶のパッケージにレンズが入っており、カラコンを利用し終わった後も小物入れとして重宝しています。この缶込みでコストを考えれば、かえって安くてお得だと感じてしまうかもしれません。
レンズ自体は着色されているカラーがまるで花のようなものを形作っていて、一見少し派手めに感じてしまいます。ただ大きめのドットなのでいかにも色が載っていますという状態にはならず、瞳に入れると元々の黒目とよく馴染むように作られていると感じました。利用したのがイエローブラウン系の琥珀カラーだったこともあるでしょうが、日差しの下や近距離ではカラコンを入れていることがわかりますが、変に目立たないので普段使いをしやすいなと感じました。カラー展開もパッケージのようにミントグリーンや鮮やかなブルー系などビックリするものが多いのですが、利用したレンズに入っているイエローがとても自然に馴染んだことから、おそらく想像よりもナチュラルな仕上がりになると思います。鏡を見てほんのりと浮かぶ、目の中に咲いている花が可愛らしくてお気に入りです。デザイン的にも大人が充分に使えるレンズだと思いますし、薄いレンズなので使用感もゴロゴロせず、乾燥も感じません。
着色されている直径がそれほど大きくありませんので、デカ目効果よりも瞳自体を綺麗に見せたいというかたに向いているレンズだと思います。私自身目が大きめなのですが、ほとんど変化は感じません。しかし、違和感がない程度に雰囲気が変わって、涼やかな目元になりました。